【速報】小林製薬「紅麹サプリ問題」 プベルル酸以外に2つの化合物確認 有効成分「モナコリンK」に類似する物質 青カビから生成か
小林製薬の「紅麹」を含むサプリを摂取した人が健康被害を訴えている問題で、健康被害に関する原因について厚労省が会見を行い、プベルル酸以外にも2つの化合物の存在が確認でき、それらは青カビの混入により作られたことが推定されるということです。 【画像を見る】「紅麹コレステヘルプ」など自主回収の対象品をすべて見る 同名で「回収の非対象品」もある 厚生労働省の武見厚労大臣は28日にプベルル酸と健康被害についての因果関係が確認されたと発表していました。小林製薬の紅麹を含むサプリメントを巡っては、これまでに5人が死亡、281人が入院しています。 厚労省によると、プベルル酸の腎臓への健康被害は、ラットを用いた動物実験で確認したということです。 また、サプリにはプベルル酸以外にも2つの化合物の存在が確認でき、それらは青カビの混入により作られたことが推定されるということです。 2つの化合物はサプリの有効成分である「モナコリンK」に類似する物質だとみられていて、引き続き調査を行い、健康被害との因果関係を調べる方針です。
