車のボンネット、閉め方を間違えると修理費用に10万円もかかってしまうって本当?
車のボンネットを閉める際、どのように閉めるのが正しいか分からない人がいるかもしれません。閉め方を間違えてしまうと、修理費用に10万円もかかってしまうと聞いた人もいるでしょう。 今回は、車のボンネットの正しい閉め方や修理にかかる費用の目安についてご紹介します。あわせて、ボンネットが閉まらないときの対処法もまとめました。 ▼トヨタ「アル・ヴェル」は月々でいくらの支払いが必要? 返済額を試算してみた!
車のボンネットの正しい閉め方は?
車のボンネットの閉め方について、各メーカーが推奨しているのは、20~30センチほどの高さから重力を利用して落とす方法です。ボンネットにはそれなりの重さがあるため、自然に落とすだけで問題なくボンネットを閉められます。 一方、ボンネットを閉める際に体重をかけないよう明記している車のメーカーもあります。体重をかけてしまうと、ボンネットのへこみやゆがみの原因につながる可能性があるためです。 それにより、高額な修理費用が発生する可能性もあります。どうしてもボンネットが閉まっているかが不安な場合は、先端を軽くおさえる程度にしてロック状況を確認しましょう。
車のボンネットの修理にかかる費用の目安
車のボンネットの修理にかかる費用の目安は、依頼先・修理内容によって大きく異なります。今回は民間の修理工場・カー用品店・ディーラーで修理対応・交換対応してもらう際の費用目安を以下の表1にまとめました。
※筆者作成 表1を見ても分かるように、修理に関しては「修理工場」への依頼が最も安く済む可能性があるようです。対して交換する場合は、金額に大きな差は見られないようです。 なお、車のボンネットの閉め方を間違えた場合、へこみやゆがみなどが発生すると考えられます。 そのため、比較的修理する箇所のサイズが大きくなるのも予想できるでしょう。特にゆがみについては、修理ではなく交換対応になることもあるようです。 このことから、10万円前後の修理費がかかるのはあながち間違いではないかもしれません。
ボンネットが閉まらないときの対処法
車のボンネットが閉まらないときは、ボンネットステーが正しい位置に収納されているかを確認しましょう。収納がうまくできていない場合は、ボンネットが閉まらなくなってしまう可能性があります。 もしなにも問題がないのであれば、フックのキャッチ側が劣化しているかもしれません。ボンネットが半開きの状態で走行し続けるのは大変危険な行為ですので、いち早く修理工場やディーラーなどに相談しましょう。