ChatGPTならグラフや報告書が一瞬で作成可能? “超優秀な助手”のおかげで面倒な作業とはおさらば
データ分析やグラフ作りなど、面倒な作業に時間を取られていないでしょうか。ChatGPTなどの生成AIを活用すれば、表やレーダーチャート、WordやPowerPoint、PDFでのレポートまであっという間に作ってもらうことができます。生成AIの活用を教えるデジタルハリウッド大学教授の橋本大也氏に、有料版のChatGPT Plusの利用法を解説してもらいます。 ※本稿は橋本大也著『頭がいい人のChatGPT&Copilotの使い方』から一部抜粋・再構成したものです。 【画像を見る】有名な昔話の特徴をAIが評価すると
■レーダーチャート作成・相関分析をしよう ChatGPTの分析機能を活用すれば、インプットしたデータをもとにレーダーチャートを作ったり、相関分析をしたりすることもできます。 レーダーチャートとは、1つの調査対象に対して、横断面データなどにおける複数の項目の結果を表示し、量の大小を把握しつつ、構成比においてそのバランスや特徴を見るときなどに使用されるものです。 たとえば、競合他社のプロフィールをインプットすれば、分析結果をさまざまな形でアウトプットしてくれます。企業や商品、サービスの分析をしたいときや、上司から「競合他社を分析してレポートにまとめてください」「競合サービスのレーダーチャートを作ってください」などと依頼されたときには、ChatGPTを活用し、質の高いアウトプットを効率的に作成しましょう。
ここでは一例として、ChatGPTで日本の昔話を分析します。 <プロンプト> 日本の昔話を10挙げて とリクエストすると、以下の10の有名な日本の昔話を挙げてくれました。 [GPT] 1. 桃太郎 おじいさんとおばあさんが桃から生まれた少年と共に鬼を退治する話。 2. 浦島太郎 海亀を助けた男性が竜宮城を訪れ、帰ると数百年が経過していたという話。 3. 一寸法師 小さな体の少年がさまざまな試練を乗り越えて成長する話。