【巨人】桑田真澄2軍監督 菅野智之は「メジャーで結果残せる」サンモニで明かす3つの理由とは
巨人桑田真澄2軍監督(56)が1日、上原浩治氏(49)がご意見番を務めるTBS系テレビ「サンデーモーニング」にゲスト出演。メジャーに挑戦する巨人菅野智之投手(35)についてコメントした。 菅野は今季15勝を挙げ最多勝、ベストナイン、リーグMVPに輝いた。桑田2軍監督は好成績の理由を分析した。 「フォームを少しマイナーチェンジしたんですよね。簡単に言いますと横降りから縦振りに変えたという。菅野君はオーバースローなんですけど、低く投げたいとかボールを曲げたいっていう気持ちが強くなって、どんどんどんどん体が横降りになっていって、ストレートがシュート回転し、変化球は早い段階で曲がっていって打者が打ちやすいピッチャーになっていたんです。ところが横回転をボールを隠すように少しグラブの位置を上げることによって縦回転のフォームに変わってきたんですね。そうしますとシュート回転が減って変化球が打者の手元で曲がるので打ちづらいボールになっていくんですね。グローブ1個分くらいの違いだと思いますが、プロのバッターってこのグローブ1個分の違いで打ちやすい、打ちづらいっていうふうに変わってくるんですよね。プロのバッターってすごいですよね。これだけを変えるのに(菅野は)すごい時間を費やしてね。オフの間もシーズン中もずっと継続してやったことでこの成績につながったと思うんですよね」。 来季からは舞台をメジャーに移すが36歳になる菅野は果たして成功できるのか。 「結果を残せると思っています。その理由は、まだ150キロのストレートが投げられる。多彩な変化球を持っている。もう1つはコントロールが良いというところの3つの理由で僕は成績を残せると思っています」とコメントした。