女子プロも愛用するゴルフ練習器具『PRO SENDR』って何がいいの?
永井花奈や山路晶が『PRO SENDR』の効果を実感!
ツアーで大バズり中の練習器具『PRO SENDR(プロセンダー)』をご存知だろうか。キャメロン・チャンプらが師事する世界的ゴルフコーチのショーン・フォーリーと、同じく多数のPGAツアー選手を指導するデビッド・ウッズが共同開発した練習器具で、チャンプやローリー・マキロイ、ジャスティン・ローズらが使用していることで話題になった。 『PRO SENDR』は剣道の籠手のような本体とクッションボールがセットになっているのだが、ツアー会場でプロが使用しているところを見ると本体だけを使っている選手が多いようだ。使い方はいたってシンプルで、右手首に装着してバックスイング~切り返し~ダウンスイングで右手の甲が本体にふれた状態をキープしながらスイングするだけ。それにより、理想的な手首の状態をキープできるというわけだ。
「アーリーリリースを抑える効果がありますね」(永井花奈)
昨年、『PRO SENDR』が国内で発売された時に「すぐ買いました」と話すのは永井花奈。練習器具好きでも知られる永井は『PRO SENDR』をいつもキャディバッグに入れており、練習のウォーミングアップ時やスイングの調子が悪くなった時などに活用しているという。 「私は調子が悪くなるとリリースが早くなりがちなのですが、これを使うとハンドファーストを意識しながらスイングできます。アプローチなど振り幅の小さいショットの練習にも効果的ですね」(永井)。
「ショットの調子がかなり良くなりました」(山路晶)
今シーズンの暫定リランキングで19位(6月16日時点)につけるなど復調気配の山路晶も昨年から『PRO SENDR』を使用しており、「手首の正しい使い方を再認識できました。これを使い始めてからショットの調子が良くなっています」と話してくれた。 『PRO SENDR』はバックスイングで右手の過度な背屈を防いでくれるので、タメが強くなりすぎるのを防ぎ、入射角を安定させる効果も期待できる。つまり、インパクトゾーンを長くしてボールをしっかりとつかまえられるというわけだ。