山内昌大

　11日に開幕するバレーボールの新リーグ・SVリーグに向けて、大阪ブルテオンの主将でパリ五輪代表の山内昌大（30）が意気込みを示した。 　昨季までVリーグだったが、今季からはSVリーグとしてリスタート。11日に東京体育館で開催される大阪ブルテオン―サントリーが初陣となる。 　10日に同会場で行われた会見に出席した山内は「歴史的な瞬間に立ち会えてプレーできるのは光栄だし誇りに思う。開幕にふさわしいゲームができるようにチーム一丸で勝ちに行きたい。人気が出ていると感じているので、初心者、初めて見る方にも面白いと思ってもらえる試合をしたい」と力を込めた。 　男子代表はパリ五輪で準々決勝敗退に終わるも、ネーションズリーグでは史上初の銀メダルを獲得。国際舞台での活躍を受けて、バレーボール人気が高まっている。山内は「とりあえずバレーボールを見てもらって、入り口は何でもいい。そこからどんどんのめり込むかどうかは自分たちの魅力が伝わるかどうか。自分たちは背の高いチームではないが、そういった選手でしかできないプレーもある。いろんな選手がいて、選手層の厚さや選手の掛け合いも見てもらえたらより楽しんでもらえるのかな」と展望を語った。 　サントリーはパリ五輪で活躍した高橋藍や世界ランキング1位のポーランドで主軸を担うアレクサンデル・シリフカが新たなに加入。戦力アップしたライバルとの一戦を前に「いろんなところと練習試合をしてきた。いい試合をできた時もあったし、自分たちがつまずいたこともあったが、そういった機会を経て明日に向けて頑張ってきた。明日はチームのストロングポイントを出していいゲームをしたい」と決意を述べた。