イランからイスラエルに無人機発射 イスラエル軍が発表
日テレNEWS NNN
イスラエル軍は13日、イランからイスラエルに向けて無人機が発射され、数時間以内に国内に到達すると発表しました。イランの革命防衛隊は声明で、イラン大使館の空爆をめぐるイスラエルへの報復措置としています。 イスラエル軍は、さきほど、イランからイスラエルに向けて数十機の無人機が発射されたと明らかにしました。数時間以内に国内に到達する見込みです。 また、イスラエルメディアは、イラン側がイスラエルに向けて巡航ミサイルも発射したと報じました。 イスラエル軍は、「全ての無人機を追跡している」として、厳戒態勢で攻撃に備えています。 一方、イランの国営通信はイラン革命防衛隊の声明として、「イスラエルを標的に数十機の無人機とミサイルを発射した」と報じました。 イスラエルとイランをめぐっては、今月1日、シリアにあるイラン大使館の関連施設への空爆で革命防衛隊の幹部らが死亡し、イラン側は、イスラエルによるものだとして、報復措置を取ることを表明していました。 これに先立ち、イランの国営通信は13日、中東のホルムズ海峡付近でイラン革命防衛隊がイスラエルの実業家が関与する、ポルトガル船籍の貨物船をだ捕したと報じました。 無人機などの発射とあわせて、今後の両国の対応次第では、中東情勢のさらなる悪化の懸念が高まっています。