トレンド色・グリーンも【スイス時計“HYT”】創業12周年記念コレクションに期間限定3モデル
2024年に12年目を迎える流体機械式高級時計ブランド“HYT(エイチ ワイ ティー)”は、ジュネーブ ウォッチ デイズ2024の開催に合わせて、“T1シリーズ”に新しい3色のモデルを発表。入手可能期間は2024年9月から25年4月までの限定となっている。 【画像】流体とのコントラストが映える!美しい文字盤たち
”T1シリーズ”は、TYTの創業12周年を記念して24年春に登場した。エレガントさや45mmという着用しやすいサイズ感など人間工学に基づくデザインを兼ね備えているうえに、文字盤に取り入れた流体による時間表示技術が特徴的なモデル。期間限定で登場する“ミレジメエディション”は、T1シリーズのデザインを受け継ぎ、文字盤にトレンド触であるグリーンやパープル、チョコレートを採用した。 文字盤は垂直サテン仕上げで美しく仕上げ、内側にミニッツマーカー、フランジにアワーマーカーを配す。さらにベゼルは八角形のフォルムで側面には繊細なファセット加工を施している。パープルとグリーンの文字盤にはチタンとDLC チタン製のケースを採用し、チョコレートの文字盤には5N ゴールドで装飾を施したDLC チタン製のケースを組み合わせた。また、2時位置のリューズはサテン仕上とマイクロブラスト仕上げ(ケースと同素材)。文字盤とケース、ベゼル、リューズの組み合わせは現代的でありながら、エレガントで洗練された雰囲気を演出する。
流体時間表示は液体で満たされたガラス製キャピラリーの外側にある時カウンターで、着色された液体の位置から読み取る。チョコレートとグリーンの文字盤にはレッドの液体色、パープル文字盤にはブラックの液体色を本モデルで初採用した。液体は12時間間隔でレトログラード式に最初の位置に戻る。分は文字盤中央に配した分針がミニッツマーカーを指し示す。 また、2時位置に配した円弧状の目盛で、72時間のパワーリザーブを確認できる。これらを調整するのは352個の部品から構成される手巻きキャリバー“501-CM”。サファイア製の裏ブタからこのメカニズムを堪能することができる。ケースと裏ブタを完璧な精度で組み合わせることにより、50m防水を装備。 このほか、ラバー素材のベルトは、文字盤に合わせたカラーのほかにブラックも用意。承認までに1年間の研究開発を要した、特別な交換システムを装備しており、時計の裏側にあるプッシュボタンを使用する“クリックアウト”モードでベルトを取り外せる。 販売価格はグリーンとパープルが1122万円、チョコレートが1485万円(すべて予価)。
文◎Watch LIFE NEWS編集部