「ペットの終末期は食べられるものならなんでも食べなさい」 実践したら瀕死のデグーが驚きの回復 劇的ビフォーアフターに驚きの声が殺到
愛する動物に長生きしてもらうため、普段から食事に気を使っている人は多いでしょう。しかし、体が弱ってくると食が細り、なかなか食べてくれなくなることも。少しでも栄養をつけてもらうためにも、終末期には好きなものを好きなだけ食べさせたほうがいいと指導する獣医師もいます。X(ツイッター)では、歩けないほど弱っていたにもかかわらず、食べられるものを与えていたところ、驚くべき回復をしたネズミの仲間・デグーが話題になっています。飼い主のthe weirdo(@kozikodzilla)さんに詳しいお話を伺いました。 【写真】毛並みがバサバサで弱っていたデグー まるで“別人”のようなツヤツヤの被毛に回復 ビフォーアフターがすごい 実際の投稿 ◇ ◇ ◇
弱々しい姿と元気な姿を見せてくれたシニアデグー
「ペットの終末期は食べられるものならなんでも食べなさい、好きなものだけ食べられるだけ食べなさい。って考えは大賛成で、私もそっち派なんですが……そのようにした結果、大復活して元気いっぱいなワガママに進化した爺が我が家におりまして……」 そんなコメントとともに投稿された2枚の写真。1枚目には、うつろな目をした、弱々しい様子のデグーが写っています。食欲が落ち、栄養が足りていないのか、被毛もバサバサです。 一方、2枚目にはきらりと輝く力強い目をしたデグーが。毛並みもフサフサツヤツヤで、生命力がみなぎっているのが伝わってきます。まさか2枚目のほうが、後から撮影された写真とは信じられません。 2枚の比較写真がXに投稿されると、なんと9.9万件もの“いいね”を集めました。リプライ(返信)には「それはそれでとてもうれしい出来事ですねwこんなに愛されるなら死ぬのやめた! って思ってくれたわけですもんね」「人生の楽しみが増えたから『くたばっている場合じゃねぇ!!』ってなったんですねぇ!w」「おおおおお!! 大復活ですね!!! 毛ヅヤがとってもとっても良い……。臨機応変、家族にしかわからない感覚的なものですよね!」など、さまざまな声が寄せられています。
大好きな回し車にも乗れなくなり ひどく落ち込む日々
話題になったのは、5歳3か月のデグ―の男の子「八十吉」くん。チラッと前歯をのぞかせるゆるい口元がチャームポイントです。 「相撲好きの夫が名付けました。八十吉(小錦八十吉)か、ドルジ(朝青龍)か迷って、小錦さんのお名前をいただきました」 デグーは平均寿命が5~8歳といわれてします。飼い主さんが、八十吉くんと一緒に暮らし始めたのは3歳の頃。それから年を重ねるにつれ、だんだんと足が動かなくなっていったといいます。 そして、今年の8月頃には、足は完全に動かなくなり、ストレスからか動かない足を自分で噛みちぎってしまいました。歩けなくなった八十吉くんは、大好きだった回し車に乗ることもできず、すっかり落ち込んでしまいます。 食欲もすっかりなくなり、日に日に弱々しい姿になっていき……飼い主さんですら、残りわずかな命だと覚悟を決めるほどでした。