ヤクルト・今野龍太が700万円減の2700万円 2021年日本一の立役者の一人 はい上がり「キャリアハイを」
ヤクルト・今野龍太投手(29)が28日、東京・北青山の球団事務所で契約更改交渉に臨み、700万円減の年俸2700万円でサインした。(金額は推定) チームが日本一に輝いた21年に自己最多の64試合に登板。翌22年は51試合に投げたが、その後は登板数を減らし、今季は6試合の登板に終わっていた。 「悔しいシーズンだった。周りの選手と比べてずば抜けたところが年々下がってきているのかなと思う」と振り返った。そして「〝ここがいい〟というのを出していければ。真っすぐは自信のある球種。まずはストレートのスピードをもう少し上げられたらなと思う」と思い描いた。オフは戸田で直球の質、速さ、球威の向上に取り組む。 来季の目標として色紙には「キャリアハイ」と記した。「2021、22年が一番よかった。そこから2年くらい下がっているので、もう一度、キャリアハイを目指して頑張りたい」と力を込めた。6試合の登板にとどまったものの、今季の防御率は0・00。「(今季終盤は)感覚的にもどんどんよくなっていて、ここ2、3年の中でもスピードも出ていたし、状態もよかった。シーズンをゼロで終えたので、いい感じで来年も入れれば」と視線を上げた。