現職市長が求人サイトで公募の「次期市長候補」 元国連職員が辞退 元市職員が立候補表明 大阪・四條畷市
大阪府四條畷市の市長が公募で選んだ新たな「次期市長候補」の元市職員が「日本一前向きな市」を目指すと決意表明を行いました。 3日、新たな「次期市長候補」として会見を行ったのは、銭谷翔さん(36)です。
■バドミントンに打ち込む 2019年に四條畷市にUターン 市職員として行財政改革などに従事
銭谷さんは四條畷市出身で、学生時代には、バドミントンに打ち込み、四條畷中学校時代に全国大会優勝を果たし、東大阪大学柏原高校を経て中央大学法学部進学後、日本代表にも選出された経歴があります。 その後、トナミ運輸でバドミントンを続け、2014年から2019年にかけて和歌山県有田市役所で勤めた後、四條畷市にUターン。 先月まで四條畷市職員として、行財政改革などに携わってきたということです。
■求人サイトで次期市長候補を応募
今月22日に行なわれる四條畷市長選を巡っては、東修平市長(36)が、自らの後継者となる「次期市長候補」を民間の求人サイトで公募していました。
■元国連職員が選ばれるも体調不良で出馬辞退
その結果、大阪府箕面市出身で元国連職員の篠原雄之さん(38)が選ばれましたが、体調不良のため、活動を続けられないことから出馬を辞退すると発表。
■「日本一前向きな市へ。挑戦する人たちの背中を押す」
その後、新たに選ばれたのが、銭谷さんでした。 【元市職員・銭谷翔さん】「キャッチフレーズは、『みんなで描こう畷の未来』です。 共に未来を描きたくなるリーダー、東市長が大切にされてきた対話をこれまで以上に大切にします」 「市職員でもあり、自治会の活動もしてきた市民であった私だからこそできる目線で、皆さんと共に歩みを進めます」 「『日本一前向きな市へ』挑戦する人たちを増やし、その背中を押すことで、市役所のみならず、市全体が前向きとなる街を目指します」
市長選には、ほかにも税理士事務所経営の渡辺裕さん(50)が立候補を表明しています。
関西テレビ
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