マールブルグ病で6人死亡 アフリカ中部ルワンダ
【ヨハネスブルク共同】アフリカ中部ルワンダの保健当局は28日、エボラ出血熱に似た症状が特徴のマールブルグ病の感染者26人が確認され、うち6人が死亡したと発表した。死者のほとんどが患者の集中治療に当たる医療従事者だという。 マールブルグ病はコウモリから原因ウイルスが人に感染するとされ、ウイルスは感染者の体液を介して別の人へと広がる。発熱や下痢、出血などが主な症状。確立された治療薬やワクチンは存在せず、致死率は最大88%に上る。 アフリカでは2023年にも東部タンザニアでマールブルグ病の発症例が確認され、少なくとも5人が死亡した。