世界で絶賛「SLAVA’S SNOWSHOW」が今夏、日本初上陸。“雪の妖精PR隊”登場/大阪
この8月、ロシア出身の道化師界の巨匠、スラバ・ポルニンが創作・演出する「SLAVA’S SNOWSHOW(スラバのスノーショー)」が日本初上陸する。これは、筋書きやセリフが一切なく、動きと表情だけで人間の喜怒哀楽を表現するパントマイムショーだ。出演するのはピエロのみ。道化の世界に、笑いだけでなく、ファンタジーも取り入れた“体感するファンタジーショー”で、スラバの世界は、観客を巻き込んだこの体感型の演出が最大の特徴だ。クモの巣が客席を覆ったり巨大なボールが客席に飛んで来たり、ラストの“吹雪のシーン”では紙吹雪が会場を埋め尽くすなど、ダイナミックな仕掛けで観る者を圧倒する。 「福本愛菜のミラクル★LIVE」元NMB48の福本愛菜が単独ライブで芸人魂
8月20~24日「シアターBRAVA!」で開催
1993年の初演以降、世界30カ国以上の120を超える都市で上演され、現在までに500万人以上を動員。トニー賞やローレンス・オリヴィエ賞といった世界7カ国15以上の国際演劇賞を総なめにしている。そんなスラバのスノーショーの大阪公演が、8月20~24日「シアターBRAVA!」(大阪市中央区城見)で開催される。海外の優れたエンターテインメントを紹介し続けている吉本興業では1人でも多くの方に観て頂こうと、大阪でのPR隊として「雪の妖精PR隊」を結成。このほどPR隊結成発表記者会見を開いた。 会見にはスラバ・ポルニンも出席。司会を務めたのは西川かの子と、今年4月によしもとクリエイティブ・エージェンシーに入社した石井一久で、石井はこれが大阪での初仕事となった。 会見を始める挨拶のとき、西川かの子に「緊張されてます?」と尋ねられると、石井一久は「はい。(東京とは)違う土地でこういう仕事をしたことがないので…」とやや緊張気味。もっとも、「あんまりこういう仕事はしたくなかったんです。名刺から“広報”を取って頂いたんですけど」と、会場のムードを和らげた。
雪の妖精PR隊のシルク、福本愛菜も加わって会見
すぐに来日中のスラバ・ポルニンと、雪の妖精PR隊に就任したシルクと福本愛菜も加わっての会見に。西川かの子が「どういった思いで作られたのでしょうか?」と質問に及ぶと、「このショーを作るのに10年かかりました。子どもの頃、クラスメイトをあまりにも笑わせすぎていたので学校を退学になりまして。退学になるぐらいなら舞台に出て拍手をもらったほうがいいな、と考えました」と説明した。これに驚いた西川かの子は「大阪だったら、『よしもとに来る』パターンですよね(笑)」と話を盛り上げた。 背中の大きく空いた白いセクシーな衣装を身にまとったシルクは「雪の妖精です。あいにゃん(福本愛菜)は妖精ですけど、私は妖怪でいいです!」などと自虐ネタで会場を笑わせ、わざわざ衣装の背中を見せつけた。 また、ショーの見どころのひとつである”吹雪のシーン”が話題になると、スラバ・ポルニンは「ショーの最後には雪がいっぱいで、ひざぐらいまで積もります」と解説。福本愛菜は「そんなに降ってくるんですか!?」、シルクも「聞けば聞くほど凄いですね!」とワクワクを隠せない様子。