写真：窓の杜

　米Microsoftは10月25日（現地時間）、Windows版「OneNote」デスクトップアプリで生成AI機能「Copilot」のクイックアクションが利用できるようになったと発表した。コンテンツの要約、タスクの抽出、リライトといった処理がキャンバスの右クリックメニューから利用可能となり、生産性の向上が見込める。 　メモアプリとして活用されている「OneNote」だが、書き留めたメモをまとめ、あとから読んでもわかりやすく清書するのはなかなか骨が折れる。こういうときこそ「Copilot」のようなAI機能の助けを借りたいところだが、わざわざそのために「OneNote」から離れるのも億劫だ。 　「Copilot」のクイックアクションはそうしたニーズに応える新機能で、テキストを選択し、左側に現れた［Copilot］アイコンのメニューから目的のコマンドを選択するだけで、AIによるコンテンツ要約・リライトの支援を受けられる。タスクを抽出してリストにまとめることもできるので、「OneNote」をタスク管理アプリとして活用しているユーザーにも有用だ。将来的には、複数個所を選択してクイックアクションを実行する機能も提供されるとのいう。 　本機能は、「バージョン 2410」（Build 18129.20000）以降を実行している最新（プレビュー）チャネルのユーザーに提供される。利用には「Copilot」のライセンスが必要だ。