【新NISAシミュレーション】「月3万円」を利回り「3%・5%・9%」で積立投資したら資産はどう増える?30年後の結果を掲載
6月は定額減税により手取り収入が増えました。 増えた分をどのように使うか、まだ決めかねている人もいるでしょう。 【写真7枚】毎月「3万円」を運用して期待できるシミュレーション結果は?図表でサッとチェック また、6月は多くの企業で夏のボーナスが支給されます。 まとまったお金が入ってくるのを機に、今後の貯蓄計画を見直そうとしている人もいるのではないでしょうか。 2024年1月から、新しいNISA制度がスタートしています。 金融庁によれば、旧NISA口座を含む総口座開設数はすでに2300万を超えています。 資産形成の重要性が叫ばれるなかで、NISA口座はぜひ持っておきたいものです。 この記事では、新NISAについて、概要や投資シミュレーションを説明しながらメリット・デメリットを解説します。 後半では、NISAで意識したい投資のコツについても解説しますので、これから新NISAを始めようと考えている人は、ぜひ参考にしてください。 ※編集部注:外部配信先ではハイパーリンクや図表などの画像を全部閲覧できない場合があります。その際はLIMO内でご確認ください。
新NISA制度の概要
新NISAは、2014年からスタートしたNISA(少額投資非課税制度)を大幅に改良したものです。 2024年1月から制度運用が始まっています。旧制度と同様に運用益が非課税で受け取れるのが最大の魅力です。 新NISAの概要は以下のとおりです。 前制度から大きな変更があった点は、以下の3点です。 ・投資枠:つみたて投資枠と成長投資枠の併用が可能 ・年間投資上限額:40万円(旧つみたてNISA)および120万円(旧NISA)から120万円(つみたて投資枠)および240万円(成長投資枠)に変更 ・非課税保有期間:20年(旧つみたてNISA)および5年(旧NISA)から無制限に変更 新しいNISA制度は、旧NISAと旧つみたてNISAが統合した形になりました。 1つの口座で、より幅広い投資ができるようになりました。 年間投資上限額も増えたため、より効率のよい資産形成が可能です。 加えて、旧制度では非課税保有期間に制限がありましたが、新NISAでは無制限で保有できるようになりました。 生きている限り運用益が非課税になるため、より長期投資に適した制度となりました。