たった2分で寝落ち確定!バキバキの背中を気持ちよくゆるめるほぐしワザ
3月は一年の中で朝晩と昼間の気温差(寒暖差)が激しく、自律神経が乱れやすい季節と言われています。さらに、花粉症は3月4月がピークとされ、頭痛や鼻づまりで睡眠が浅くなりやすいという方も多いのではないでしょうか。今回はそんな季節にピッタリの、自律神経を整えるエクササイズをご紹介します。 ◆写真で詳しいやり方を見る|たった2分で寝落ち確定!バキバキの背中を気持ちよくゆるめるほぐしワザ ■自律神経を整えるには背中が大事 みなさん、自律神経はどこを通っているか知っていますか?神経の通り道は脳から背骨の中を通り、各臓器や器官につながっていきます。そのため、不良姿勢で長時間過ごしたり骨のゆがみがあると、自律神経の伝達にも影響があると言われています。 背骨まわりの筋肉の緊張をほぐし背骨を正しい位置へと戻すことで、脳への血流も良くなり神経の働きが良くなるという効果もあるとも言われいます。 毎夜寝つきが悪い、日頃から背中のバキバキ感があるという方は、寝る前に今回ご紹介するエクササイズをやって背中をほぐしてみましょう。 ■枕・クッションを使った背中ほぐし 今回のエクササイズは枕やクッションを使って行ないます。腰に痛みや違和感がない方は枕やクッションを折りたたみ、高さを出して行うのもオススメです。 <やり方> 1)クッションを床に置き、肩甲骨を乗せるように仰向けになっ姿勢になる。この時、腰が反りすぎない方が良いため、腰ではなく肩甲骨をクッションに乗せるようにするのがポイント。腰への負担を軽減するため、両ひざは立てておきましょう 2)両手を頭の後ろで組み、両肘をマットに近づけるように体を左右に揺らす 3)次に、みぞおちから上を動かすように体を反らせたり丸めたりする 4)両手を万歳の形し、手の甲を床についたら、両ひざを右側に倒し数呼吸、左側に倒し数呼吸する 5)クッションをはずし、両手を引き続き万歳の形にしたままお尻を持ち上げて体の前面を伸ばす 6)お尻を下ろしたら、足の裏同士を合わせて股関節を開く 7)両ひざを抱えて背中を丸め、ゆらゆらと揺れる 8)大きく吐きながら顔と膝を近づけ腹筋を使って体を丸め、吸いながら大の字に体を開いて、そのまましばらくリラックスする ライター/伊藤香奈(股関節ヨガインストラクター)
伊藤香奈