サッカーインドネシア代表、申監督解任 後任は欧州の指揮官
【AFP=時事】インドネシアサッカー協会(PSSI)は6日、代表チームを率いていた韓国出身の申台龍(シン・テヨン)監督(54)を解任した。チームが2026年W杯の出場権獲得に望みをつないでいる中で、今週中にも欧州出身の新指揮官を発表するとしている。 【特集】写真で振り返るサッカー監督のビフォーアフター 2018年のロシアW杯で母国韓国代表を率いた後、20年にインドネシアの指揮官に就任した申氏は、チームとの契約が27年まで残っていた。 インドネシアは申氏の下でW杯北中米大会に向けたアジア最終予選に進出し、現在グループCで6チーム中3位につけている。各グループの上位2チームが自動的に本大会に進出し、3位と4位は4次予選に回る。 PSSIのエリック・トーヒル会長は、申氏の解任理由について、コミュニケーション問題と最近の成績不振だと説明。すでに欧州出身の指揮官を招へいしているとし、12日にも発表することを明らかにした。 十数人がオランダから帰化した選手のインドネシアは、昨年10月に中国とのアウェーゲームを1-2で落とすと、同11月の日本戦では0-4で完敗した。 しかし、ホームで行われた直近のサウジアラビア戦では2-0で勝利しており、1945年の独立後では初となるW杯出場の可能性を十分に残している。 次戦は3月に勝ち点1差の2位につけるオーストラリアと敵地で対戦する。【翻訳編集】 AFPBB News