ベティス、左サイドを華麗に舞う“新10番”アブデと契約延長! 29年夏まで…今夏にはパリ五輪で銅メダル獲得
ベティスは30日、左WGアブデ・エザルズリと2029年夏まで契約を延長したことを発表した。 【プレー集】左サイドを華麗に舞うアブデ 左サイドを華麗に舞うモロッコの“新星”が、ヴェルディブランコと新たな契りを交わした。2001年12月17日生まれのアブデ・エザルズリは現在22歳。小さな街クラブを経て、エルクレス(当時3部)のカンテラに入団。2019年12月にトップチームデビューを果たした後、2021年夏にバルセロナに加入した。同年には、当時指揮していたシャビ監督の下でラ・リーガデビューも飾り、一躍期待の若手選手として頭角。2022-23シーズンは、レンタル先のオサスナで公式戦34試合に出場し6得点2アシストを記録するとともに、コパ・デル・レイ(国王杯)準優勝にも大きく貢献している。 そして昨夏、アブデはベティスへの完全移籍を決断。加入1年目は適応に苦しんだものの、今夏に行われたパリオリンピック2024にU-23モロッコ代表として出場すると、U-23エジプト代表との3位決定戦では1ゴール2アシストの大活躍を見せるなど、銅メダル獲得の立役者に。復調のきっかけを掴むことにも成功し、迎えた今シーズンは“新10番”として躍動。テクニックとスピードを兼ね揃えたドリブルを武器に、ここまでの公式戦全15試合でプレーしている、チーム唯一の選手となっている。 契約延長に伴い、アブデは「とてもうれしい。これはクラブからの信頼の証だ。ピッチでそれに応えたいと思う」としつつ、「このレベル、あるいはそれ以上のパフォーマンスを見せ続けていきたい。もっとゴールを重ねられるように、決められなかったゴールを取り返せるように努力するつもり。ハードワークを惜しまない」とクラブ公式メディアに語っている。
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