日本代表の森保一監督、1年ぶり招集の古橋亨梧に期待感「直線的にゴールに向かう動きをチームで活かしたい」
日本代表の森保一監督が、1年ぶりに招集したセルティックのFW古橋亨梧に小さくない期待を寄せた。 【映像】森保監督、古橋亨梧を語る 森保監督は11月7日、FIFAワールドカップ2026アジア最終予選(3次予選)に臨む日本代表メンバー27人を発表。11月15日にインドネシア代表、19日に中国代表といずれもアウェーで戦う大事な2連戦に向けて、昨年10月以来(11月は負傷で辞退)となる古橋招集を決断した。 森保監督は古橋に関して、「最近はなかなか招集できていなかったが、彼のプレーは常に行ける限りスタッフがセルティックの試合を現地で見て、毎試合映像を通して確認してきている。私が言うまでもなく、彼はここまでセルティック、ヨーロッパで結果を残している。チームを勝たせる存在感のあるプレーをしているということで、今回選ばせてもらった」と選出理由を語った。 今シリーズはCFの主力であるFW上田綺世(フェイエノールト)が怪我のため招集外。その代役的な位置付けにも見えるが、指揮官は「上田との代わりと考えられるかもしれないが、代わりということではなく、普段から候補選手として見ている中で、選ぶべき選手だということで選んでいる」とコメント。さらに「ゴール前でピンポイントで合わせて仕留めることができる選手だと思っている。彼のゴール前の良さを出してもらえるように本人にも思い切ってプレーしてもらいたいし、チームとしても彼の良さを活かせるようにしたい。双方にとって幅を広げられるように活動していきたい」とした。 さらに森保監督は、「CFにはまず相手の背後を取る、それができなければ起点になるとことを求める。チームとして狙いは変わらない」としたうえで、「亨梧はクロスから点で合わせるのが特長。彼の良さを活かして攻撃のバリエーションが増えれば、チーム力も上がる。直近のチャンピオンズリーグでの試合でも、相手のディフェンスラインと駆け引きから背後に一気に抜け出すシーンがあった。直線的にゴールを狙うそういった動きを活かしてもらいたいし、活かしてあげたい」と期待を寄せた。 上田不在の今シリーズで森保監督は、小川航基(NEC)、大橋祐紀(ブラックバーン)、そして古橋をCF枠で招集しており、最近は左ウイング起用が多い前田大然(セルティック)の中央起用も会見で示唆。スタメン争いに注目が集まる。 (ABEMA NEWS)
ABEMA TIMES編集部