「保険証で医薬品が違法に処方された」厚生労働省を騙る男から電話 特殊詐欺で60代女性が約230万円の被害=静岡・裾野市
2024年9月下旬から11月1日午前11時頃までの間、静岡県裾野市に住む60代の女性が厚生労働省を名乗る男からの電話をきっかけに現金約230万円を騙し取られる特殊詐欺事件がありました。 警察によりますと、9月下旬、静岡県裾野市に住む60代の女性の自宅に、厚生労働省を名乗る男から「あなた名義の保険証で医薬品が違法に処方された」などと電話がありました。 その後、女性が指示された電話番号に連絡したところ、警察や検察官を騙る男からも、電話やSNSで「詐欺のお金が口座の一部に入っているかもしれない」「詐欺で得たお金でないことを証明するためネット銀行の口座に振り込まなければならない」などと指示され、指定されたネット口座に現金約230万円を振り込んだということです。 警察は「警察や検察庁からの『お金を振り込んで』は詐欺!」と呼びかけています。
静岡放送