【小泉恵未コラム】忘れられないドウデュースの思い出…惨敗した凱旋門賞の夜、松島オーナーと武豊騎手の姿…そして日本での抱擁
ドウデュースの競走馬生活が、幕を閉じました。友道調教師も前川助手も、悔いなく、次の生活へのスタートを見送れるようで何よりです。 日本では充実期だったドウデュースも、海外では悔しい思いを重ねました。2023年のドバイターフ出走取り消し、翌年は調教順調で1番人気も5着に沈みました。 そして忘れられない思い出は22年のゲリラ豪雨のあった凱旋門賞で19着。あのパリの夜「また来年」そう声をかけあった松島オーナーと武豊騎手がドウデュースでパリに戻ることはなかったけれど、その分、日本のファンの前での抱擁は、みんなの熱い記憶として残りました。引退式がなくなってしまったのは残念ですが、ここまで良く耐えて素晴らしい走りを見せてくれました。感謝を込めて、大きな拍手を送ります。 さぁ難しくなりました、有馬記念予想。後ろからドウデュースが迫ってくることを気にしなくてよくなった分、勝負どころで早めに動きたい馬に有利になりそうです。 菊花賞馬アーバンシックを本命に押し上げるのが最善の策。ルメール騎手の采配で、馬名に負けない「洗練された」レースを見せてもらいましょう。対抗には横山親子騎乗の2頭を。和生騎手鞍上、逃げ粘りに期待のベラジオオペラと、典さんが新馬から手塩にかけて育てたダノンデサイルです。 そして馬のリズムを大事に調教されてきたローシャムパークは、マーカンド騎手の腕っぷしが楽しみなところ。ここは、上記4頭のボックス3連単で潔く勝負しましょう! 1万円馬券作戦回収率ランキング現在3位。有馬記念は絞って勝負した方が楽しいものです♡ (フリーアナウンサー)
中日スポーツ