休み中の仕事チャットやめませんか? 8割が「業務時間外の連絡でストレス」 Chatwork調査
kubellが提供するビジネスチャット「Chatwork」が、全国の会社員を対象とした「業務におけるチャットツール利用に関する意識調査」の結果を公開した。 【もっと写真を見る】
kubellが提供するビジネスチャット「Chatwork」は、2024年11月28日、全国の会社員を対象とした「業務におけるチャットツール利用に関する意識調査」の結果を公開した。 この調査では、業務連絡のためのメインツールとして、74.3%が「プライベートで利用するチャットツール」を利用していることがわかった。企業規模別に見ると、大企業では64.7%、中小企業では83.6%に上る。 また、夜間などの業務時間外や休日、有給休暇中でも、36.4%がチャットツールを介した業務連絡を受けているという。業務連絡が来ると「ついつい確認をしてしまうことがある」が45.3%、「積極的に確認するようにしている」が48.2%と、合計すると9割以上が業務時間外でもチャットツールを確認している。さらに「積極的に確認するようにしている」回答者は、メインのツールとして、ビジネスチャットツールよりもプライベートチャットツールを利用している割合が15ポイント以上高かった。 ただし、業務時間外に業務連絡を受けることに対して、77.9%が「ストレスを感じる」と答えている。ビジネスチャットツールをメインで利用する層(74.9%)も、プライベートチャットツールを利用層(78.8%)も、ストレスを感じる割合はほぼ同じだった。 また、74.4%の回答者が、業務時間外に仕事の連絡やタスクに触れないことで「次の日の業務に対するモチベーションは上がる」と回答している。Chatworkでは、「プライベート時間の過ごし方や仕事との切り分けが、仕事のモチベーションにも影響する」と説明している。 本調査は、業務でチャットを利用する全国の会社員2000名を対象に、2024年10月に実施されたもの。 文● 福澤陽介/TECH.ASCII.jp