ヤマニンウルス「ここを通過点としたい」斉藤崇師、坂路軽めも最後はやる気12秒2/プロキオンS
<プロキオンS:追い切り> 4戦4勝のヤマニンウルス(牡4、斉藤崇)は、600キロ近い大きな馬体を踊らせながら坂路を駆け上がった。重苦しさは全くなく併せたヤマニンアルリフラ(3歳未勝利)と併入。4ハロン57秒4-12秒2と全体時計は遅かったが、斉藤崇師は「思っていたより遅かったが、後ろで我慢するところでも飛び出そうとせず、最後はやる気を出してくれた。問題なく調教ができたかな」と心配なしを強調した。 もともとの期待値が高いだけに、重賞初挑戦でも楽しみは大きい。「気の強さがありながらも、乗って引っかかることがない。もっともっと先のことを考えてしまう馬。ここを通過点としたい」。舞台は衝撃のデビュー戦と同じ小倉ダート1700メートル。あの時を超えるスピードでまずは1つ、タイトルをつかみにいく。