高橋洋一氏が自民総裁選を本命・対抗で予想 進次郎首相誕生で「天下を取る」長老を実名告白「嫌がる」対抗長老も
元財務官僚で経済学者の高橋洋一嘉悦大教授が24日、YouTubeチャンネルで動画を配信。来月の自民党総裁選の展望を語った。 【写真】進次郎首相誕生で「天下を取る」長老 すでに出馬表明した小林鷹之氏に続いて、小泉進次郎氏も30日にも出馬表明をすると言われている。さらに、高市早苗氏、石破茂氏、河野太郎氏らも出馬が濃厚という情勢だ。 高橋氏は、「小泉ジュニアが出るとなったら、人気度から言ったら、まあ小泉さんだよ。間違いなく本命」とし、「本命小泉、対抗高市、穴が石破、大穴が小林。そんな感じになるかな」と予想した。 続けて「新味を求めているということ。40歳代初とか、女性初とか。その中では経験値でいえば圧倒的に高市さんが高いけど。石破さんも経験値は高いけど、新味度がない」と話した。 河野氏については「新鮮度もないし若くもない。河野さんは麻生派が推すらしいんだけど、麻生派が見切りをつけちゃうと、出られなくなって、高市さんに乗っちゃう可能性があるかもしれない。薄いけどね」と麻生派の出方次第とした。 さらに「小泉ジュニアが出たら、菅(義偉前首相)さんの天下になる。麻生(太郎)さんはそれは嫌だろうな」と菅氏と麻生氏のパワーバランスにも注目した。 推薦人の引き抜き合いやスキャンダルなど、揺れ動く要素も多発する可能性を示唆。9月12日の告示まで「あと3週間あるから、もうひと山、ふた山、み山もあるんじゃないかな。いまの段階では決まらないよ」「楽しみではあるよね」と話した。