カンニング竹山、子ども時代は『メルセデス・ベンツ 250S』で送迎 “お坊ちゃま”だった
お笑いコンビ・カンニングを結成して32年、現在は芸人の枠を超えて俳優、コメンテーターとしても活躍するカンニング竹山さん(53)。これまでの人生を愛車とともに振り返りました。 【画像】ロッチ・中岡「僕の人生を少し加速させてくれた乗り物」ホンダ フィットへの愛を明かす
■“ガチお坊ちゃま”だった子ども時代を思い出す車『メルセデス・ベンツ 250S』
子ども時代を思い出す車として登場したのは『メルセデス・ベンツ 250S』。それまで搭載されていた“ハネ”と呼ばれるテールフィンがなくなり、ウエストラインが低い現代的なシルエットになった一台です。1972年の後継モデルから『Sクラス』と名付けられ、メルセデス・ベンツのフラッグシップとして今も続いています。 幼稚園まで3~40分かかる道を、笠岡さんという運転手さんに送り迎えしてもらっていたという竹山さん。窓の形やエンブレムを見て懐かしさを覚えていました。 子ども時代の思い出を振り返った竹山さんは家族旅行を挙げ、「一番遠くに行ったのは京都。(福岡から京都まで)フェリーで行くんですよ。意味が分からないんだけど、(到着すると)京都に笠岡さんがいて。この車を持ってきたんですよ。京都観光をこの車でやって。僕らは伊丹空港から飛行機で帰るんだけど、笠岡さんが(車を)福岡に持って帰った」と、驚きのエピソードを披露しました。 実際に運転した竹山さんは、車内で芸人になるまでの経緯を説明。のちの相方となる中島忠幸さんと出会ったのが9歳の時。10歳の時にテレビで見たビートたけしさんに衝撃を受け、お笑い芸人に憧れを抱きはじめたといいます。 18歳で福岡吉本の第1期生に。20歳で福岡から上京すると、21歳の時に福岡で板前修業をしていたはずの中島さんと、東京で偶然再会。お笑いコンビ・カンニングを結成したということです。 当時、渡辺プロに所属していましたが、「(上京後は)中島しか友達がいなかったのに、先輩ができて、同期ができて。東京に友達ができて楽しくて楽しくてしようがなくて。ネタ作りなんかやらなくなるのよ。それで怒られて1年半くらいたった時に、(事務所の)会議室に呼ばれて“クビです”って」と明かした竹山さん。 続けて、「でもその時にサンミュージックのパイプがあったから、サンミュージックへ」と、事務所を移籍した経歴を話しました。