吉成名高の従兄弟でラジャのランキング入りも果たした士門（右）がメインを務める

　2024年6月9日（日）神奈川・横浜大さん橋ホール『Shimizu presents BOM46』（U-NEXT配信）の前日計量が8日（土）神奈川・横浜市内にて行われた。 【写真】SNSで計100万近くのフォロワー数を持つMizuki、ミスヤングアニマル2023ファイナリストの今井友希がリングに華を添える 　現在RWS（ラジャダムナン・ワールド・シリーズ）など世界のリングで活躍する吉成名高、奥脇竜哉、品川朝陽（いずれもエイワスポーツジム）に次ぐ若い世代を育成することをコンセプトとする今大会では、名高の従兄弟、士門・エイワスポーツジム（＝吉成士門/エイワスポーツジム）がメインイベント (58.97kg契約）に登場。 　現在5連勝中の士門が今回対戦する21歳のテープマンゴーン・ファイタームエタイ（タイ）は、海人に勝利したチャムアトーンの同門でファイトスタイルも似ている超攻撃的なファイターだという。士門は58.74kg、テープマンゴーンは58.48kgで計量をパスし、あとは試合開始のゴングを待つのみとなった。 　士門は名高と同じくジュニア時代からムエタイを学び、WPMFインターナショナルスーパーバンタム級王座やWMCインターコンチネンタルバンタム級王座など4つのタイトルを獲得。前戦となった4月のRWS JAPANでは、永澤サムエル聖光に3－0判定勝ちしている強豪イサンヌア・チョーバンセンに完勝してみせた。 　計量を終えた士門は「今回、楽にではないですけど、トータル8kg落としました（苦笑）。今の状態で1つ上の階級のライト級で戦っても力負けしないと思いますが、ラジャダムナンスタジアムのランキングに入ったばかり（スーパーフェザー級4位）なのでベルトを獲るまではこの階級で頑張りたいと思います」と今後は二階級制覇も視野に入れているという。 　計量会場で初対面した対戦相手については「珍しく177㎝の僕よりも身長が高かった」と警戒するも「首相撲でも負けないと思います。これといった対策はしていませんが、いつも通り追い込みをしてきました」と組み負けないと自信を見せる。 　7月14日（日）千葉・TIPSTAR DOME CHIBAにて開催されるラジャダムナンスタジアムワールドシリーズ（RWS）の日本大会『RWS JAPAN』第3回大会ではウーコン・シットジャローンウィット（タイ）との対戦が決定しており、「自分の中では7月の相手の方が実績ある選手なので、今回はサクッと勝ちます。明日ケガがなければ明後日から練習を再開します」と休み返上で次戦に向かうという。 　今回、メインイベントに抜擢されたことを受け、「見ている人がムエタイは面白いと思ってもらえる試合をします」と意気込みを語った。 　また、『BOMガール』として、日本人初のラジャダムナンスタジアムでのラウンドガール経験を持ち、SNSで計100万近くのフォロワー数を持つMizuki、ミスヤングアニマル2023ファイナリストの今井友希がリングに華を添え、YOUTUBE BOMガールの部屋（ぶっ通しLIVE配信＋勝利者インタビューでは大川成美＆みさゴリが担当する。 　なお、今大会の模様は「U-NEXT」でライブ配信。吉成名高が解説を務める。 「Shimizu presents BOM46」 2024年6月9日（日）神奈川・横浜大さん橋ホール 開場14：00　開始14：30 ＜計量結果＞ ▼メインベント（第9試合）　日泰対抗戦　スーパーフェザー級 (58.97kg）　3分5R 士門・エイワスポーツジム（＝吉成士門/エイワスポーツジム） テープマンゴーン・ファイタームエタイ（タイ） ▼第8試合　日泰対抗戦　バンタム級（53.50kg）　3分5R 佐藤九里虎（FAITH）＝53.28kg チュープンレック・エックススタームエタイ（タイ）＝52.78kg ▼第7試合　日泰対抗戦　WMAフェザー級（57.15kg）　2分5R JASMINE（ポゴナクラブ）※到着遅れ ノンナム・ルックワンドゥン5（タイ）＝53.42kg ▼第6試合　WMC JAPANスーパーバンタム級（55.34kg）王者決定戦　3分5R 鈴木貫太（ONE'S GOAL）＝55.30kg 佐野佑馬（創心會）＝54.92kg ▼第5試合　WMC JAPANスーパーフェザー級 (58.97kg）王者決定戦　3分5R 亀本勇翔（K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST）＝58.94kg 吏亜夢（ZERO）＝58.52kg ▼第4試合　日泰対抗戦　47.0kg　2分5R 安部 焔（エイワスポーツジム）＝46.80kg シントンノーイ・クイバンコレーン（タイ）＝44.48kg ▼第3試合　日泰対抗戦　48.0kg　2分5R 小泉そら（エイワスポーツジム）＝47.42kg チャナチャイノーイ・ペッティータッチャイ（タイ）＝50.30kg× ▼第2試合　フライ級（50.80kg）トーナメント1回戦　3分3R れい（湘南格闘クラブ）＝50.56kg 龍聖（下田塾）＝49.32kg ▼第1試合　バンタム級（53.50kg） 3分3R タパー夏次郎（PHOENIX）＝53.24kg 徹平（ZERO）＝53.18kg