「ガソリンスタンド」の店員は「給油」以外にどんな仕事をしているの? また「アルバイト」から「正社員」になることはできる?
ガソリンスタンドスタッフのメリットとデメリット
どの職業においても、メリットとデメリットがあるものです。ここからは、ガソリンスタンドスタッフとして働くメリットとデメリットについて解説します。 ■メリット1・コミュニケーション能力が磨ける ガソリンスタンドでは、1日の間に多くの来店客と接する機会があるため、コミュニケーション能力が向上する可能性があります。とくにスタッフが給油を行う「フルサービススタンド」では、顧客対応が日常業務です。丁寧な接客や的確なアドバイスが求められるため、ほかの職業へ転職した場合でも役立つと考えられます。 ■メリット2・車の整備やメンテナンスに関する基礎知識が得られる ガソリンスタンドでは軽いメンテナンスや整備も行うため、整備に関する基礎知識を身に付けられる可能性があります。将来的に自動車整備士などへキャリアチェンジを考えている場合は、大きな強みになる場合があります。また自分の車が故障した際も、簡単な修理やメンテナンスであれば自身で行えるようになるかもしれません。 ■デメリット1・基本は屋外勤務 ガソリンスタンドの仕事は屋外であることが多く、気温や気候の影響を受けやすい傾向があることがデメリットだと考えられます。とくに夏場の暑さや冬場の寒さは身体に堪える可能性があるため、一定の体力が必要になる可能性があります。 ■デメリット2・常にガソリンの匂いがする ガソリンスタンドでは、常にガソリンの匂いにさらされます。ガソリン特有の匂いが苦手な人にとっては、大きなストレスになるかもしれません。また、ガソリンや灯油は危険物です。間違いや見落としが大きな事故につながる可能性もあるため、気を抜かずに仕事に取り組む必要があります。
まとめ
ガソリンスタンドのスタッフは、給油だけでなく、車の簡単な修理やメンテナンスなども担う仕事です。アルバイトから正社員へキャリアアップするチャンスもあるようなので、車が好きな方には魅力的な仕事かもしれません。 なお、多くの場合外仕事であるため、夏は暑く冬は寒いといったデメリットもあるようですが、コミュニケーション能力の向上や車に関する知識の習得など、多くのメリットを得られる可能性もあるでしょう。 出典 厚生労働省 職業情報提供サイト jobtag ガソリンスタンド・スタッフ 執筆者:FINANCIAL FIELD編集部 ファイナンシャルプランナー
ファイナンシャルフィールド編集部