ソフトバンク、CSへ大収穫 ダウンズ来日1号含む猛打賞、前田純はプロ初勝利
● 日本ハム 2 - 6 ソフトバンク ○ <25回戦・エスコンF> ソフトバンクは新戦力の活躍が光り、日本ハム戦の連敗を「7」でストップ。全対戦を12勝12敗1分けの五分で終え、負け越しを回避した。 まずは初回、7月末に新加入したばかりの1番・ダウンズが、来日1号となる先頭打者アーチを左翼ポール際へ運び先制。初の一軍昇格後これが3試合目となった新助っ人は、6回の第4打席でも4点目となる中前適時打を放つなど、5打数3安打2打点の活躍で来日初の猛打賞をマークした。 二塁の守備でも、二遊間を抜けそうなゴロを倒れ込みながら華麗に処理。6回からは遊撃のポジションで無難なプレーを披露し、攻守両面で小久保監督にアピールした。 投げてはプロ初登板の先発・前田純が快投。角度を感じさせる直球と、抜け具合が抜群のチェンジアップを軸に日本ハム打線を翻弄した。2022年の育成ドラフト10位で入団した長身左腕は、デビュー戦で6回81球、3安打無失点、5奪三振無四球の好内容。初登板でプロ初白星をつかみ、ポストシーズンでの登板に期待を抱かせた。 4点リードの7回に2番手・大山が2点を失ったものの、なおも二死二塁のピンチで中継ぎに配置転換されている和田が、8番・奈良間を三ゴロに仕留め1球で火消し。打線は9回表に4連打などで2点を追加し、敵地で15安打を記録した。
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