同年代のファッション消費に違和感 “映え”じゃない思想ある服作りに挑む早稲田大学繊維研究会
WWD:ヘアメイクはどのように手掛けたか。
井上:作品撮りにおいて衣装と同じくらいヘアメイクも重要です。ショーでもご協力いただくカプラスさんより3人のヘアメイクの方々にお越しいただきました。今回撮影の7ルック、どれも大幅なチェンジを要するヘアメイクだったのですが、タイトなスケジュールの中でそれぞれのルック制作者の要望を完璧にかなえてくださいました。
WWD:次のプロセスは?
井上:この先は、今回の撮影データを使用し、部員自らの手でルックブックのレイアウトや装丁デザイン、オープニング映像の編集を行っていきます。これほど多くの方々にご協力いただいただけに、データから感じる重みはとても大きいですが、この素材の良さに甘えず、最大限活かすことのできる作品作りを目指します。