静岡県伊豆半島の市長・町長が会議 鈴木知事への要望話し合う 東部・伊豆担当の副知事級ポストには否定的意見も
伊豆半島7市6町の市長・町長の会議が伊豆市で開かれ、鈴木康友知事への要望活動について意見が交わされました。 会長である熱海市の斉藤栄市長は、新知事の就任について「防災や道路整備、観光振興などの現状と課題を認識してもらうチャンス」と話し、鈴木康友知事への要望活動について意見を伺いました。 伊東市の小野達也市長は「伊豆と東部を含めて公平にやって頂けるのかどうか」と投げかけ、少子高齢化対策や福祉について財政支援を要望。 東伊豆町・岩井茂樹町長は「孤立集落を解消するための安心安全なサポートや体制の構築」を訴えました。 また、鈴木知事が打ち出した東部・伊豆担当に副知事級ポストを置くアイデアについても意見が出され、東伊豆町の岩井茂樹町長は「この会議の首長の意見を吸い上げて反映できるスキームを作って頂きたい」と発言。函南町の仁科喜世志町長は「現職知事に直接お願いする方が伝わりやすく大事なことだ」と話しました。斉藤会長が意見を集約し、鈴木知事の都合が合えば今月中に面談し知事へ要望すると言う事です。