【MLB】ブレーブス逆転サヨナラ勝ち ワイルドカード争いで3位タイに浮上 セールは6回無失点の好投
【ブルージェイズ3-4xブレーブス】延長11回@トゥルイスト・パーク
日本時間9月9日、ブレーブスは本拠地トゥルイスト・パークでのブルージェイズ3連戦の最終戦を迎え、4対3で逆転サヨナラ勝ち。3連戦を2勝1敗の勝ち越しで終え、ワイルドカード争いではメッツと並ぶ3位タイに浮上した。ブレーブス先発のクリス・セールは勝ち投手にはなれなかったものの、6回2安打無失点の好投を見せ、6番手のライセル・イグレシアスが5勝目(1敗)をマーク。ブルージェイズ7番手のザック・ポップは1点のリードを守れず、4敗目(1勝)を喫した。 【動画】ブレーブスのジャレッド・ケルニックが先制の15号ソロを放つ ブレーブスは2回裏にジャレッド・ケルニックの15号ソロで先制。先発のセールが6イニングを無失点に抑えるなど、7回終了時まで1点のリードを維持していた。8回表に4番手のジョー・ヒメネスがスペンサー・ホーウィッツに12号逆転2ランを浴びたものの、9回裏に無死1・3塁のチャンスを作り、マット・オルソンの犠飛で2対2の同点に。試合は延長戦に突入し、11回表にジョージ・スプリンガーのタイムリーで勝ち越されたが、11回裏に相手のエラーで同点とし、最後は無死満塁からショーン・マーフィーのセカンドゴロが野選となって4対3で逆転サヨナラ勝ちを収めた。 ブレーブスのセールは勝ち投手にはなれなかったものの、6回113球を投げて被安打2、奪三振7、与四球1、失点0の好投を披露。今季の防御率は2.38まで向上した。防御率2.38と213奪三振はメジャー全体でトップの数字であり、16勝もタリック・スクーバル(タイガース)と並んでメジャー最多タイ。ブレーブス移籍1年目で完全復活を遂げ、投手三冠と自身初のサイ・ヤング賞に向けて着実に歩みを進めている。過去にシーズン17勝を3度記録しているが、キャリアハイの更新も十分に狙えそうだ。