「人のさらい方」検索など身勝手 元交際相手の母親を包丁で刺した殺人未遂などの罪 28歳男の初公判 起訴内容の一部を争う姿勢=静岡
2023年9月、静岡市で元交際相手の母親を包丁で刺し殺害しようとした罪などに問われている男の裁判員裁判の初公判が開かれ、男は起訴された内容の一部を争う姿勢を示しました。 殺人未遂などの罪に問われているのは住所不定の無職の男(28)です。起訴状などによりますと男は、2023年9月、静岡市葵区瀬名川で元交際相手の女性に暴行を加え、その後女性の自宅に侵入し女性の母親の腹部を包丁で刺して殺害しようとした罪などに問われています。 2024年11月21日、静岡地裁で開かれた裁判員裁判の初公判で男は起訴内容をおおむね認めました。男は元交際相手に背後から抱きつき引きずったとする行為について「両肩をつかんで押した」などと述べ、暴行の内容については争う姿勢を示しました。 一方、検察側は、冒頭陳述で被告人が事前にインターネットカフェで「人のさらい方」を検索していることなど犯行動機は身勝手で危険と指摘しています。
静岡放送