<ブギウギ>「演技がすごく自然」8歳の愛子役・このかの魅力とは? 「寝たふりが上手」で芸能界入り 趣里とのエピソードも
俳優の趣里さんがヒロインを務める2023年度後期のNHK連続テレビ小説(朝ドラ)「ブギウギ」(月~土曜午前8時ほか)。第24週「ものごっついええ子や」(3月11~15日)から、スズ子(趣里さん)の娘・愛子が8歳に成長した姿で登場した。2歳からの愛子を演じていた小野美音ちゃんからバトンを受け継ぎ、子役のこのかちゃんが8歳になった愛子を演じている。このかちゃんの起用理由や魅力について、制作統括の福岡利武さんが語るほか、オーディション秘話や撮影中のエピソードなどについて、このかちゃん本人がコメントを寄せた。 【写真特集】印象違う? ロングヘアのこのかちゃんが可愛い! 一役・井上一輝くんも
◇起用理由は? 「最初に見て愛子っぽさを感じた」
愛子を演じるこのかちゃんは、2015年4月28日生まれの8歳。俳優の芦田愛菜さんを輩出した芸能事務所「ジョビィキッズ」に所属している。これまでにもドラマや映画で演技の経験はあるものの、今回のような大役を演じるのは「ブギウギ」が初めてだという。
このかちゃんはオーディションを経て愛子役に抜てきされた。福岡さんは「すごく自然な演技がいいなと思いました」と印象を語る。
「お芝居が本当に安定していますし、最初に見た時に愛子ちゃんっぽさを感じました。前の愛子を演じていた小野美音ちゃんから、すごく良い受け渡しができたんじゃないかなと思います」
このかちゃんは、最終話まで愛子役を演じるといい、母親のスズ子を演じる趣里さんとの息もピッタリだったとか。現場での様子を振り返り、福岡さんは「母と娘の関係がとても大事だということは、趣里さんもおっしゃっていて、おのずと愛子ちゃんには親しく接していました」と明かす。
「趣里さんは、美音ちゃんと同じくらい、このかちゃんともすごく仲良くしていて、収録の合間には、おしゃべりをしたり、お菓子を食べたりしていました。『寒くない?』など、いろいろと声をかけながら、とても良い雰囲気で撮影していたのが印象的です」
◇“一”井上一輝は事務所の仲間 撮影を通し「前よりもずっと仲良く」