笑いを取ったスピーチの手応えも 天皇陛下が取材に応じ雅子さまとのイギリス訪問を振り返られる 感謝と喜び語った10分間【全文】
2人のご訪問「本当に大変幸せなこと」
――「おかえりなさい」と(国王が)おっしゃったことについてはどうですか そうですね、本当に今回まずロンドンに来まして、そしてロンドンの、歴史あるロンドンの、建物の荘重な佇まい、それからテムズ川、そういったものを眺めながら、やっぱり思い出の地に戻って来たという印象を強く持ちましたし、そのような中で、本当に「おかえりなさい」というふうにいっていただいた。 「Welcome back」というようなことを多くの方から言っていただいた。本当に私は嬉しかったですし、その思い出の地に今回、雅子にとってもこのイギリスは思い出の地ですので、2人で立つことができた。これは、本当に大変幸せなことだ、と思っております。 王室の方について言えば、今回は、ウィリアム皇太子殿下、エディンバラ公ご夫妻、それからグロスター公ご夫妻、それからケント公。以前からいろいろ存じ上げていた皆さんと、またこの機会に、それこそ旧交を温めることが出来たことを、大変嬉しく思っております。 いずれにしても、イギリスで本当に多くの方々から、温かく迎えていただいたことを大変嬉しく思っておりますし、又今回の私たち2人の国賓としての訪問が、今後の日本、イギリス両国の友好親善に貢献することを心から願っております。
プライムオンライン編集部