【キャンメイクから韓国コスメまで】美容フリーク・若月佑美がリアルセルフメイクを公開「屋内と屋外でメイクを…」
好評発売中の「CREA」2024年秋号の「楽しいひとり温泉。」特集から、一部を抜粋して掲載します。 【画像】【STEP1】下地を顔から首にムラなく塗る。さて、STEP2は? 俳優として活躍する傍ら、著名な展覧会で受賞を重ねるなど絵画の才能も発揮する若月佑美さん。そのセンスとコスメ好きの知識を生かして、彼女は多くの仕事現場で、自分でメイクをする。 光を選び立体感を操って美肌に見せる独自のベースメイク論は、聞けば聞くほど参考になる!
若月佑美のベースメイク術【屋外ver.】
「ドラマの撮影現場では、役柄に合わせたメイクをセルフですることも増えてきました。会社勤めの女性など一般的な人の役を演じることが多いので、ある意味自然なことだという考えから、自分でしています」と若月さん。 とはいえ一般の人と異なる大きなポイントが、画面に映ること。 「モニターでチェックして、すごく考えながら調整しますね。いちばん意識するのが光です。屋外のシーンだと、日差しが強くてツヤがテカリに見えてしまったり、顔に影が入ったり、シミやニキビ痕が目立ったり。逆に室内のシーンだと光が空間全体に回っているので、メイクする時点で立体感をつけておかないとのっぺりして見えてしまうことがあります」 若月さんがここまで光と肌映りの関係を理解できるのは、幼い頃から絵を描いてきた人だから。 「絵の技術をメイクに生かすことは多いですね。ちょっとした工夫で、もともと素肌がきれいであるように見せることは可能です」
屋外で過ごす日はさらりとセミマット肌に
「屋外の強い光は、肌の質感やノイズ、顔の立体感を際立たせます。ツヤが強いとテカリに見えてしまうことがあるので要注意。凹凸を抑えてセミマットに仕上げるぐらいで、ちょうどいいツヤ感に」
【6ステップで解説】屋外で過ごす日のさらりセミマット肌づくり
ここからは若月さんのセルフメイクで、屋外で過ごす日の肌のつくり方をご紹介。 「質感もノイズも立体感もすべて強調される屋外の自然光の中では、きちんとカバーしたセミマットで均一な肌に仕上げます」 【STEP1】UVカット効果の高い下地を顔から首にムラなく塗る 「スキンケアのように肌に溶け込むUV下地(illuN「コラーゲンモイスチャーカラーコントロール」)を手に取り、両頬、額、あごにおいてから乳液のようにのばします。首筋にも塗って顔と質感や色を揃えつつ、UVケアを」 ●使用アイテム:illuN「コラーゲンモイスチャーカラーコントロール」 「自然なトーンアップ効果」 ダイヤコーポレーション 【STEP2】セミマットなファンデーションを絵画のように点塗り 「丸く見せたいものは丸い点をたくさんおくように塗っていくと、丸い印象に。セミマットなリキッドファンデーション(インウイ「リキッドファンデーション」)を点々とおいて、手で均一になじませます」 ●使用アイテム:インウイ「リキッドファンデーション」 「ツヤを抑えた自然な質感」 資生堂 【STEP3】コンシーラーで色ムラや窪みになる部分をカバー 「なじみやすいリキッドコンシーラー(イヴ・サンローラン・ボーテ「オールアワーズ コンシーラー」)がおすすめ。カバーしたい部分に小さく点々とおき、指でなじませます。上からの直射光で影になる鼻の下にも塗って明るく」 ●使用アイテム:イヴ・サンローラン・ボーテ「オールアワーズ コンシーラー」 「ハイカバーなのに肌に溶け込むところが超優秀」 イヴ・サンローラン・ボーテ