怒号、皮肉… まさかのHR級ボールキャッチに米メディアが反応続々「エリートディフェンス！」「このファンは何をやっているんだ」
メジャーリーグのワールドシリーズ第１戦、ロサンゼルス・ドジャース対ニューヨーク・ヤンキースが現地10月25日、ドジャー・スタジアムで行なわれている。試合は９回途中で２-２の同点となっているが、ヤンキースの攻撃の場面で観客がフェンス際に飛んだ打球をキャッチしてしまうハプニングがあった。 【動画】なんとドジャースファンがフェンス手前でキャッチしてしまう事態に！ ２-２の同点で迎えた９回２死無塁の場面。ヤンキースは、１番グレイバー・トーレスがドジャース５番手のマイケル・コーペックの直球を強振。打球は左中間スタンドに飛び込むかという大きな当たりだったが、なんとフェンス手前でドジャースのシャツを着用したファンがダイレクトでキャッチしてしまう。これには選手たちはもちろん、球場中が唖然。打ったトーレスも二塁ベース上で呆然としていたが、これはビデオ判定により打球はスタンドに届いていなかったとジャッジされ、二塁打となった。 ポストシーズンで起きた前代未聞の出来事に現地メディアも続々と反応。スポーツ専門サイト『Diamond Digest』が映像とともに「このドジャース・ファンはいったい何をやっているんだ?!」と怒りを露わにすれば、『Barstool Sports』は「今夜、スタンドでドジャース・ファンがエリートディフェンスを披露した！」と皮肉を込めて綴った。 この後、ヤンキースは２番のフアン・ソトを申告敬遠で歩かせ、２死一、二塁の場面でアーロン・ジャッジを迎えたが、コーペックは遊飛に抑え事なきを得た。 構成●THE DIGEST編集部
