広島 アドゥワが6回無失点で自己最多7勝目の権利 67球で余力十分も新井監督が継投決断
「広島-巨人」(11日、マツダスタジアム) 広島の先発・アドゥワ誠投手が6回2安打無失点の好投で自己最多の7勝目の権利を持って降板した。新井監督は67球でまだ余力のあった右腕に替えて2番手にハーンを投入。勝ちパターンの中継ぎ陣に後を託した。 チームが正念場の中でマウンドに立ったアドゥワは初回1死から坂本に左前打を許すも無失点で立ち上がった。二、三回は三者凡退に封じ、その後も緩急を駆使しながら巨人打線を手玉に取った。最終的に無四球で、二塁すら踏ませない投球を見せ、重圧のかかる登板で力を発揮した。 アドゥワは巨人に対して試合前の時点で今季3戦2勝で対戦防御率1・83。8月6日の同戦ではプロ初完封勝利を果たしていた。