トヨタvs.Honda 優勝のカギは“先制点” 野球・日本選手権
第49回社会人野球日本選手権大会(毎日新聞社、日本野球連盟主催、大阪市共催)第11日は8日、京セラドーム大阪で準決勝2試合があり、9日の決勝(午後1時開始)はトヨタ自動車とHondaのカードに決まった。 【写真まとめ】出た、ランニングホームラン!! トヨタvsJFE西(準決勝) ともに全試合で2失点以下と投手層が厚く、先制点が鍵を握りそうだ。2大会ぶりの優勝を目指すトヨタ自動車は、準々決勝で完封した2年目左腕の増居翔太の先発が有力。慶大時代からバッテリーを組む福井章吾のリードも注目される。救援には本格派右腕の後藤凌寿、渕上佳輝らが控え、守りは盤石だ。打率5割超えの新人・熊田任洋が打線の口火を切りたい。 Hondaはここまで4試合中3試合が零封勝ち。2試合に先発してわずか1失点の東野龍二、抑えの中村伊吹ら好左腕の継投でロースコアの展開に持ち込みたい。打線は準々決勝で代打の山本兼三が満塁本塁打を放つなど、勝負どころでの集中力が光る。埼玉から東京に所属を移して1年目で、37大会ぶりの栄冠をつかめるか。