和田彩未選手が引退表明 激しい着水の影響で体調不良を訴え… パリ五輪アーティスティックスイミングで5位入賞【長野】
パリ五輪にアーティスティックスイミング日本代表として出場した千曲市出身の和田彩未選手が引退を表明しました。 その時は、突然やってきました。 〔Q次なる目標を教えて下さい〕※表彰式の直後・代表質問 ■和田彩未選手 「はい。私はこれで競技は引退となるんですが、これからはスポーツの発展のために自身の経験を生かしていきたいと思います」 県スポーツ栄誉賞の表彰式の後のインタビューで引退を電撃表明したのは、パリ五輪にアーティスティックスイミング日本代表として出場した千曲市出身の和田彩未選手(21)です。 和田選手は、チーム種目の一員として初めてオリンピックに挑み、5位入賞という結果を残しました。関係者によりますと、激しい着水の影響でオリンピックの前からめまいなど体調不良を訴えていました。 オリンピックの後、周囲に競技を続けながら症状を完治させる難しさについて話していたということです。 所属先の「長野アーティスティックスイミングクラブ」で小学生の頃から練習に励み、ともにオリンピックに出場した、小林唄選手は… ■小林唄選手 「そう(引退を)聞いた時は、オリンピックですごく悔しい思いをして、次のオリンピックじゃなかったとしても、違う形でもう1回世界に2人で出て一緒に笑って終わりたかったというところが正直あったので残念な気持ち。家族以上にずっと一緒にいて、ここ2年間は毎日一緒にいたので、大きく穴が開いちゃう感じ。自分も気持ちの整理がついたらしっかり彩未ちゃんの目標を応援してあげようと思います」