エアバス、JALからA321neo初受注 納入微増=24年7-9月期
エアバスの2024年7-9月期(第3四半期)の引き渡しは、前年同期比2機(1.2%)増の174機だった。受注は140機(70.0%)増の340機で、日本航空(JAL/JL、9201)からA321neoを初受注した。競合のボーイングは7-9月期に116機(前年同期105機)を引き渡し、159機(同321機)を受注した。 【写真】羽田空港の格納庫で就航前整備作業が進むJALのA350-1000 6号機 機種別で見ると、引き渡しはA320シリーズが135機(前年同期は135機)、A330シリーズが7機(6機)、A350シリーズが15機(15機)、A220ファミリー(旧・ボンバルディアCシリーズ)は17機(16機)だった。 A350のうち長胴型のA350-1000は3機で、すべて日本航空(JAL/JL、9201)へ納入。JALは4号機(登録記号JA04WJ)、5号機(JA05WJ)、6号機(JA06WJ)として毎月受領した。 受注はA320シリーズが260機(前年同期149機)、A330シリーズが37機(28機)、A350シリーズが33機(23機)、A220ファミリーは10機(ゼロ)だった。 A320はA321neoが216機で最も多く、A320neoが44機、A319neoがゼロだった。A321neoのうち11機はJALが発注し、2028年から国内線に投入する。
Yusuke KOHASE