大泉洋が、長尾謙杜(なにわ男子)を絶賛!「長尾くんがどんどんかっこよくなっていくのが痛快」
■「この映画(『室町無頼』)は、ある意味では(長尾謙杜演じる)“才蔵の成長の物語”だと思います」(大泉洋) 【画像】「蛙」から「最強」へ。才蔵の成長を見事に演じた、長尾謙杜 大泉 洋が主演を務める映画『室町無頼』(1月17日公開)より、長尾謙杜(なにわ男子)演じる“才蔵”の新規場面写真が解禁となった。 天涯孤独の身で絶望の中にいながら、凄まじい棒術の才能を秘めた青年・才蔵(長尾謙杜)は、ひょんなことから、圧倒的な剣術の腕前と世直しの野心を湛え、荒廃した時代を泳ぐ自由人・蓮田兵衛(大泉洋)に拾われる。 汚れた川へと落ち、緑色のボロ服をぐっしょりと濡らした姿を揶揄され、以降、才蔵は「蛙」と呼ばれることとなる。「蛙」から始まった長尾謙杜演じる才蔵の物語は、兵衛や老師(柄本明)との出会い、命を賭けた地獄の棒術の修行、様々戦いを経て、ついには“無敵の棒術”を身に付けた「最強」への成長譚として描かれる。 「いつかヒーローのような役を演じてみたい、アクションにも挑戦してみたいと思っていた」と、才蔵への思い入れを語った長尾。「無邪気さもありますが、どこか肝が据わっていて、ちょっと落ち着きがあるところもある。いろいろなものに対して本当にまっすぐな気持ちを持っている素直な少年」と役を理解して臨んだ才蔵の登場シーンは、一見して長尾謙杜本人と判別できないほどに顔や衣服に汚れのメイクを施した仕上がり。 しかし、「この映画は、ある意味では“才蔵の成長の物語”だと思います」と主演の大泉が表現するように、物語が進むにつれて、兵衛との出会いをきっかけに心身共に成長を遂げていく才蔵の顔つきと身のこなしが、みるみるうちに変わっていくさまは必見だ。 大泉は、「才蔵と長尾くんというのが見事に被る感じがありました。本当に長尾くんがどんどんかっこよくなっていくのが、見ていて痛快でしたね。衣装さん、メイクチームも本当に素晴らしくて、どんどん彼の見た目も変わっていくのだけれど、それに応えて、長尾くんのお芝居も変わっていった」と、役の成長とともに見違えるように精悍な顔つきになる長尾の姿を称えて振り返った。 さらに、最強の棒術を駆使するキャラクターとして、最大難度のアクションを見事にやり遂げた長尾に、アクションにも定評のある名優、骨皮道賢役の堤真一も太鼓判を押す。「(棒などを使った)長もののアクションというのは本当に難しい。彼はとにかく難しいことを何回も何回もやっていた。もう永遠に終わらないんじゃないかなと思うぐらい大変な技をやっていました。しかも鮮やかにやらなきゃいけない。できたからOKではなくて、鮮やかにできて初めてOKになる。足で蹴り上げて棒を持つとか、それだけをやれと言ったらできるかもしれないけれど、流れの中でやるのは簡単に見えて、とても難しい」と、ほぼ初めての本格アクションへの挑戦にして、名優をも唸らせる出来栄えにまで自分自身も成長してみせた。 「まだ20歳そこそこの長尾くんが、50歳の僕が演じた役の風格をどこか感じさせるように最終的にはなっていた。『すごいな、長尾くんは』と思いましたよ。最初は本当に子供みたいでかわいいのだけど、最後は本当にかっこいいなあと」と、さらに大泉が大絶賛。 「蛙」として登場してくる始まりから、戦いにおいて向かうところ敵なしの「最強」にまで様変わりしていく、才蔵=長尾謙杜の成長譚から、上映中ひと時も目が離せない。 映画情報 『室町無頼』 1月10日(金)IMAX先行上映 1月17日(金)全国公開 監督・脚本:入江悠 原作:垣根涼介『室町無頼』(新潮文庫刊) 出演:大泉 洋 長尾謙杜 松本若菜 遠藤雄弥 前野朋哉 阿見 201 般若 武田梨奈 水澤紳吾 岩永丞威 吉本実憂 ドンペイ 川床明日香 稲荷卓央 芹澤興人 中村 蒼 矢島健一 三宅弘城 柄本 明 北村一輝 堤 真一 配給:東映 (C) 2016 垣根涼介/新潮社 (C)2025『室町無頼』製作委員会
THE FIRST TIMES編集部