ドジャース対メッツ　4回裏ドジャース1死一塁、右適時二塁打を放つ大谷（撮影・菅敏）

＜ナ・リーグ優勝決定シリーズ：ドジャース9－0メッツ＞◇第1戦◇13日（日本時間14日）◇ドジャースタジアム 【動画】大谷翔平、左前へ２打席連続打　エラー絡みで追加点 　ドジャース大谷翔平投手（30）が「1番DH」でスタメン出場。メッツ先発の千賀滉大投手（31）から適時打を放つなど4打数2安打1打点でチームの大勝に貢献した。 　1回無死での第1打席、1ボールから真ん中付近の直球を引っかけて二ゴロに倒れた。 　第2打席は2－0の2回1死二塁、初球のカットボールを捉えると、打球は一、二塁間を抜ける適時打となった。この一打で千賀は降板となった。2死からフリーマンの打席で二盗を仕掛けたが、失敗に終わった。 　千賀とはメジャーで23年に1試合対戦し、3打席で1安打2四球。日本時代の公式戦では22打数5安打2本塁打を記録していた。 　第3打席は4－0の4回1死一塁で左腕ピーターソンと対戦した。1ボールから真ん中付近のカーブを強振すると、打球は右翼フェンスを直撃。一走エドマンの好走塁もあって追加点をもたらした。打球速度は116・5マイル（約187キロ）だった。 　大谷はフリーマンの左前打で6点目のホームを踏んだ。 　第4打席は6－0の6回1死で左腕ヤングと対戦。カウント2－2から低めのツーシームを中堅後方へ運んだが、あと一伸び足りず中飛に倒れた。飛距離は394フィート（約120メートル）だった。 　第5打席は6－0の8回1死一、二塁で四球を選んだ。 　これでポストシーズン6試合で打率2割5分、1本塁打、5打点とした。 　レギュラーシーズンで打率3割1分、54本塁打、130打点、59盗塁。史上初の「50－50」を達成し、本塁打と打点のリーグ2冠に輝いた。