新型コロナ、三重12週ぶりに増加
三重県は20日、先週(11―17日)の新型コロナウイルス感染状況を公表した。1医療機関あたりの新規感染者は平均1・75人で、前週から77%の増加。12週ぶりに増えた。 県によると、1日あたりの新規感染者数は前週より45人ほど多い110人と推計される。先週中に基幹定点の9医療機関に新規入院した患者は16人で、前週から4人増えた。 保健所管内別の1医療機関あたり新規感染者は桑名4・1人▽四日市0・7人▽鈴鹿1・1人▽津1・27人▽松阪2・5人▽伊勢0・91人▽伊賀2・25人▽尾鷲2人▽熊野0・5人―となった。 感染症対策課は新規感染者の増加について「空気の乾燥や気温の低下が要因と考えられる」と説明。「昨年も11月下旬ごろから増加に転じていた」とし、感染防止対策を呼びかけている。