「私にふさわしいホテル」のんが5つの衣装を着こなす写真到着、1980年代の雰囲気香る
映画「私にふさわしいホテル」より、のんが演じる主人公・中島加代子を捉えた新写真が到着。スタイリスト・中村のんが手がけた5ポーズが収められた。 【画像】「私にふさわしいホテル」より、加代子が山の上ホテルに宿泊したときの衣装 柚木麻子の同名小説を原作に1980年代を舞台とする本作では、新人賞を受賞したにもかかわらず、未だ単行本も出ない不遇な新人作家・加代子が文豪に愛された「山の上ホテル」で“文壇下剋上”を仕掛けるさまが描かれる。滝藤賢一が大御所作家の東十条宗典、田中圭が加代子の担当編集者・遠藤に扮した。 加代子が初の新人賞を受賞したときの衣装には淡いピンクベージュのワンピースに黒のストラップシューズが組み合わされており、清楚で上品かつ初々しい印象に。加代子が山の上ホテルに宿泊した際の衣装には、トラッドな要素と落ち着いた色味が使用された。加代子が書店に自著を売り込みに訪れる際の服装では、パープルのジャケットにボリューム感のあるチュールスカートでフェミニンさと軽やかさを表現している。 さらに加代子がペンネームを有森樹里に変えて新人賞を受賞した際のスタイリングでは、ショートヘアに艶やかなブラックのアシンメトリードレスで雰囲気を一変。遠藤とともにスナックで飲み明かす際にはオーバーサイズのグリーンジャケットを着用し、幾何学模様のネクタイで遊び心のあるアクセントを加えている。 監督の堤幸彦は「のんさんはもう完全に“加代子”でした。スタイリスト・中村のんさんの衣装を完璧に着こなして、『昭和にはこういう人が本当にいたんだろうな』と思わせることに成功している」と語った。 「私にふさわしいホテル」は12月27日より全国でロードショー。田中圭、田中みな実、服部樹咲、高石あかり、橋本愛、橘ケンチ(EXILE)、光石研、若村麻由美もキャストに名を連ねた。 (c)2012柚木麻子/新潮社 (c)2024「私にふさわしいホテル」製作委員会