【サウジダービー】フォーエバーヤングの矢作師「もっと楽に勝てると」ケンタッキーダービー制覇にも意欲
「サウジダービー・G3」(24日、キングアブドゥルアジーズ) 日本から3頭が参戦し、フォーエバーヤング(牡3歳、栗東・矢作)が豪快に伸びてゴール寸前でアメリカのブッケムナドをとらえ、デビュー4連勝で海外初挑戦初制覇を飾り、1着賞金90万ドル(約1億3500万円)を手にした。サイバーエージェント社長の藤田晋オーナーは海外重賞初制覇を飾った。 坂井騎乗のフォーエバーヤングはスタートがひと息で苦しい展開。ポジションを上げながら、直線に入ると猛然と外を追い込み、ゴール寸前で先に抜け出したブックンダンノ(米国)を際どく差し切った。 勝利が確定した瞬間、管理する矢作師は力強くガッツポーズ。「正直、もっと楽に勝てると思っていた。相手も強かった」と激闘を振り返った。 これでデビュー4連勝。今後について指揮官は「UAEダービーからケンタッキーダービーに行きたい」と意欲を示した。