一体何が映っていたのか…主人公が闇に引き込まれる恐怖の検閲シーン「映画検閲」本編映像&意味深な新場面写真5点公開
第37回サンダンス映画祭でワールドプレミア上映されるやいなや、米バラエティが「サンダンスのベスト作品」に挙げるなど批評家たちから大絶賛で迎えられたサイコスリラー「映画検閲」の本編映像と新たな場面写真が公開された。 【フォトギャラリー】「映画検閲」の場面写真 メガホンをとったのは本作で長編デビューを果たし、「いま見るべき10人の監督」(Variety)にも選ばれた気鋭の女性監督プラノ・ベイリー=ボンド。デビュー作とは思えないその卓越した演出手腕と独創的なストーリーテリングで、ダリオ・アルジェント、サム・ライミ、ルチオ・フルチらVHS全盛の時代に隆盛を極めた80年代ホラー映画へのリスペクトに溢れた、めくるめく恐怖の幻想を紡ぎ出し、、第71回ベルリン国際映画祭パノラマ部門正式出品、第54回シッチェス・カタロニア国際映画祭コンペティション部門出品など、世界中の名だたる映画祭で喝采を浴びた。 1980年代、サッチャー政権下のイギリス。暴力シーンや性描写を売りにした過激な映画<ビデオ・ナスティ>の事前検閲を行うイーニッドは、その容赦ない冷徹な審査ゆえに“リトル・ミス・パーフェクト”と呼ばれていた。イーニッドがいつも通り作品をチェックしていると、とあるホラー映画の出演者が、幼い頃に行方不明になった妹のニーナに似ていることに気付く。 このほど公開された特別映像は、優秀な検閲官である主人公イーニッドが、思わぬ闇と対峙する、恐怖の映画検閲シーンだ。次第に虚構と現実の狭間へと引きずり込まれていくイーニッド、不穏なその後が気になる映像だ。新たな場面写真も、物語の謎に迫る意味深なカットが集められている。9月6日から新宿シネマカリテほか全国公開。 (C)Censor Productions Ltd/ The British Film Institute/ Channel Four Television Corporation/ Ffilm Cymru Wales 2020, All Rights Reserved.