トルドー加首相は内閣の全面的な支持を得ている、新財務相が見解
David Ljunggren [オタワ 19日 ロイター] - カナダのルブラン新財務相は19日、政治的危機に見舞われているトルドー首相について、内閣の全面的な支持を得ているとの見解を示した。 歳出を巡る意見相違で辞任したフリーランド前財務相はトルドー氏の統治スタイルを非難する書簡を公表。来年10月までに実施される選挙で少数与党・自由党が大敗するとの世論調査結果が出ている中、党内からはトルドー首相に辞任を求める声も上がっている。 ルブラン氏はイベントで、トルドー氏が首相にとどまることを内閣は全面的に支持しているかと問われると「イエス」と答えた。 一方、ビラーニ司法相はトロントで19日、トルドー首相が辞めるべきかどうか記者団から何度も質問されたものの直接答えず、「決断は関係者がオタワで下すことになる」と述べた。 国内メディアによると、トルドー首相は20日に内閣改造を行なう。