【レポート】IS:SUE、初めて尽くしのファンコンを完走!「またすぐに会おうね!」
■「改めてREBORNに生かされているなと思いました」(YUUKI) デビューから5ヵ月、フェスやファッションイベントなど数々のステージでファンを魅了してきたIS:SUEが、自身のファンREBORN(リボン)に向けた初のファンコンサート『2024 1ST IS:SUE ASSEMBLE - WE ARE IS:SUE』を11月13・14日に神奈川・パシフィコ横浜 国立大ホールで開催した。 【画像】イベントの様子(写真全7枚) IS:SUE初のファンコンは2日間ソールドアウト。また初のグッズも会場で販売され、メンバー団扇やリボンをモチーフにしたキーチェーンが会場に彩りを添え、一体感のある空間が完成した。ここでは初日公演の模様をレポートする。 ゆっくりと起動していくステージのうえに現れたIS:SUEは、まず挨拶がわりにデビュー曲「CONNECT」を披露。ASSEMBLE verのあらたなダンスブレイクでは強烈なパフォーマンスが炸裂しファンからも驚きの声が上がる。白を基調とした煌びやかな衣装は、会場に“招集”したファンが振るカラフルなペンライトのなかで、まばゆく輝いていた。 曲が終わるとメンバーが会場に向かって挨拶。NANOが「2024年、いちばんの思い出をつくろうねー!」と元気よく呼びかけると、会場からは賛同するように大きな歓声が帰ってきていた。 その後、IS:SUEは司会を交えてステージ上で3つのテーマでトーク。 「IS:SUE of the day」と題したテーマでは、NANOが朝活の模様を、YUUKIが自宅のインテリアを、RINOが実家で飼っている愛犬“ラテ”の写真や動画をファンに公開した。 また「Welcome Strangers」のコーナーでは、2ndシングル「Welcome Strangers ~2nd IS:SUE~」のMV撮影裏話を披露した3人。ここでRINOは「夜景」と題した、写真を披露。 そこには活動休止中のRINとともに、RINOが何気ない会話をし、ふたりで笑い合っている姿が。パフォーマンス中の表情とは打って変わって、メンバーたちの仲睦まじいエピソードに会場が温かい空気に包まれる。 トークコーナーの途中では、この日、発売された2ndシングルに収録されている「Butterfly」を初披露。3人は月のような球体が映し出された幻想的な映像を背景に、蝶が舞っているかのように妖艶にダンスし、会場を魅了した。 その後、同作のリード曲「THE FLASH GIRL」のビハインド映像が流れたのちに、同曲をパフォーマンス。CDジャケットでも登場しているオールブラックの衣装にチェンジしたメンバーは、火柱とレーザーが入り乱れるなかで、すべての人を応援するかのようにエネルギッシュでクールなステージを披露。 IS:SUEのYouTubeチャンネルに公開されている動画「’THE FLASH GIRL’ Cheering Guide」で紹介されている掛け声や手拍子を完璧にこなすREBORNとともに初のカムバックを盛り上げるようなパワフルなステージを作り上げた。 続いて行われた「Stranger’s Message」のコーナーでは、REBORNからIS:SUEに向けた暗号混じりの質問に回答する場面も。 ここでは、同じく2ndシングルに収録されている楽曲「Tiny Step」にかけて「1年以内に叶えたい小さな目標を宣言する」というひと幕が見られ、RINOは開口一番に「4人でドライブするぞ!」と笑顔で回答。 YUUKIは「RINOちゃんのご両親が買ってくださった流しそうめん機がまだ使われずにいるので」と前置きをした上で「来年は4人で流しそうめんをするぞ!」と宣言。NANOも「ずっと前から言っているんですけど」と付け加え「4人でテーマパークに行くぞ」と高らかに発表した。 集まったREBORNに向けて今日このステージのためにと、自身の曲だけではなくAimerの「蝶々結び」をカバーするひと幕も。いつもはクールに、ダンサブルにステージに立つ3人がしっとりと心を込めてボーカル1本で勝負。その歌唱力の豊かさにも驚かされる。3人の声が重なり合う姿を観た観客は、じっくりと聴き入るようにステージを見つめていた。 そして、IS:SUEとREBORNとを繋ぐ約束の歌であり、R&Bサウンドが心地よい「STATIC」を続けて披露。パフォーマンスを振り返りYUUKIは「暗くなった会場で応援棒(ペンライト)を振ってくれて、歌っているのを見て、すごく温かい気持ちになったんですけど、もう1回歌っていただけますか?」と提案。改めて、ラストのサビ部分を歌唱し、会場は一体となった。 大盛り上がりのステージは、“異種”であることの強さ、美しさ、かっこよさが詰め込まれた楽曲「Breaking Thru the Line」で締めくくり。サビ部分ではメンバーとREBORNが声を合わせて「君は君! 誰でもない! 何も恐れず 今 Breaking Thru the Line!」と特大のシンガロング。その姿は、まるでお互いの明日、未来を讃えあうかのようなポジティブなエネルギーに溢れていた。 興奮冷めやらぬ会場からは、アンコールをリクエストする“IS:SUE”コールが。この声に応えるようにメンバーは「Tiny Step」で再び登場。客席を縫うように歩き、撮影可能タイムを設けるなどファンへのサプライズも欠かさない。 そして、改めてメンバーはここで今日の感想をひと言。YUUKIは「自分たちで多くの曲を準備することが初めてで、昨日の昨日まで珍しく緊張していました。でも1曲目を披露したときに、緊張とかプレッシャーとかすべて吹き飛ぶくらいうれしくて、歌えなくなるくらい涙でうるうるしていました。改めてREBORNに生かされているなと思いました」とお礼を述べた。 RINOは「この皆さんからいただいたパワーをもっと大きな形でIS:SUEとして返せるように、これからももっともっと大きく成長したいなと思います!大好きだよ」と愛を伝えた。 そして、NANOはファンへの感謝を伝えたあとで、スタッフや家族にも感謝。そして「最後に感謝を伝えたいのは、RINOとYUUKIとRIN!」と発言。「RINのぶんまで3人で初めてのファンコンサートを成功させようって、今回も頑張ってきたので、ありがとうね」と伝えると、3人はRINもそこにいるかのように4人で肩を組んだり、円陣を組んでいるかのような姿勢で労いあった。 そして最後には「また、4人でこのステージに立てるようにも頑張りたいですし、もっともっと大きなステージを目指して頑張っていきますので、これからもIS:SUEを愛してくださるとうれしいです!」とNANOが呼びかけ、フィナーレへと向かった。 最後には再び「THE FLASH GIRL」で会場はボルテージは急上昇。ステージの両端を3人で行き来しながら、会場に来たできるだけ多くのファンと目を合わせる姿からは、日頃受け取っているREBORNからの愛を返しているようにも見えた。 最後は「またすぐに会おうね!」と呼びかけ、メンバーたちは笑顔で会場全体を見つめながら大盛況のうちに1日目が閉幕した。 ダンス、ボーカルのスキルの高さとともに、今後ますますパワフルに、自分たちらしく輝きを増していくであろうIS:SUEの可能性を感じさせるステージとなった。 (C)LAPONE GIRLS リリース情報 2024.11.13 ON SALE SINGLE「Welcome Strangers ~2nd IS:SUE~」
THE FIRST TIMES編集部