水原一平被告の量刑言い渡し、3度目の延期…大谷翔平選手の口座から27億円だまし取った銀行詐欺罪
【ロサンゼルス=後藤香代】米カリフォルニア州の連邦地裁は7日、米大リーグ・ドジャースの大谷翔平選手(30)の元通訳、水原一平被告(40)への量刑言い渡しについて、1月24日から2月6日に延期すると決定した。
水原被告は自身のギャンブル依存症を巡り、量刑の判断に必要な報告書を提出する準備を進めてきたが、被告側は7日、報告書の作成が遅れているとして、量刑言い渡しの延期を申し出た。被告側の都合による延期は3回目。
水原被告は大谷選手の口座から約1700万ドル(約27億円)をだまし取った銀行詐欺罪などに問われている。司法取引に沿って罪を認めており、量刑言い渡し後は収監される見通しだ。