巨人・阿部監督「私のつけていた背番号10番を継承してほしい」 吉村編成本部長がFA甲斐拓也獲得の経緯を説明
巨人は17日、ソフトバンクから国内フリーエージェント(FA)権を行使していた甲斐拓也捕手(32)と選手契約を結ぶことに合意したと発表。東京・大手町の球団事務所で取材に応じた吉村禎章編成本部長(61)は「彼がFA宣言するなら球団を挙げて獲得に動きましょうということで、今回こういう形で縁をいただいたので喜んでいる。扇の要として期待しています」と語った。 【写真】巨人・小林誠司、甲斐拓也に言及「尊敬しているが負けたくない」 背番号は、阿部監督が現役時代に背負っていた「10」に決定。吉村編成本部長は「(交渉の席で阿部監督が)『私のつけていた背番号10番を継承してほしい』ということも強く言われていた。(甲斐選手には)それに答えてほしいなという風に期待しかない」と説明した。 中日から自由契約となっていたR・マルティネスに続く大型補強に成功。FAでの補強は2020年の梶谷、井納以来、4年ぶりだった。楽天から自由契約となり、獲得調査を進めている田中将大については「まだ全く契約の段階ではないので」と話すにとどめた。